民間委託4年目になりました。大人達がようやく自分達の保育園のイメージをつかみはじめて、日々の限られた時間、環境の中で子ども達の自己表現をどこまで可能にできるのか、立ち止まって考えられるようになりました。
保育を深めれば深めるほど、子ども達の幸せな笑顔をいっぱい見たくなります。
泣いていれば、なぜ泣いているのだろう、と気になります。おこっていれば、何におこっているのか知りたくなります。歌が好きな子がいれば、もっと歌を教えてあげたい、作ることが好きな子がいれば、もっと材料をそろえてあげたい、そんなふうにして自己表現を広げるお手伝いをするのに大忙しです。
今、大人も子どもも大人気なのが「踊り」です。職員の一人でタヒチアンダンスがじょうずな人がいたので、みんなで習って年末お楽しみ会で披露したところ、子ども達に大受けして、今や保育園中が踊りのとりこです。なんでもいいんです。「見てまねて自分のものにする」ことの大切さ。それを手に入れて、今年のプールは泳げる子がたくさん出てきました。
子どもだけでなく大人も学ぶ保育園でいたいと思います。 |